Tfas経験者の転職先5選|施工管理経験を活かせる仕事も紹介

CAD・設備業界

「Tfasを使えるようになったけど、この経験を転職に活かせないかな?」

「施工管理は続けたいけど、現場に出続ける働き方はきつくなってきた」

「Tfasを使えるなら、CADオペレーターなど別の仕事にも転職できる?」

このように考えている人もいるのではないでしょうか。

私は施工管理としてTfasを使ってきました。

Tfasを使い始めた当初は、画面を見ることや印刷などの基本的な操作が中心でしたが、実務の中で少しずつ操作を覚え、現在では設備図面の修正や既存図面の作り直しなどにもTfasを使用しています。

また、これまで新築・改修の現場で施工管理を経験し、実際のTfasオペレーターと一緒に仕事をする機会もありました。

その経験から感じるのは、

Tfasが使えること自体も武器になりますが、「Tfas+設備図面が分かる+現場経験がある」という組み合わせは、転職先を考えるうえでさらに活かしやすい

ということです。

この記事では、Tfas経験者が転職先として検討できる仕事を5つ紹介します。


Tfas経験者が転職先として検討できる仕事5選

Tfas経験者の転職先として、私は次の5つを候補に考えます。

  1. 設備CADオペレーター
  2. 施工管理
  3. 設備設計・設計補助
  4. BIMオペレーター・BIM関連業務
  5. 施工図・CAD関連の内勤業務

もちろん、求人によって求められる経験やスキルは違います。

「Tfasが使える=どの仕事にも応募できる」という意味ではありません。

重要なのは、自分がTfasを使って何をしてきたのかまで整理することです。


1.設備CADオペレーター

まず候補になるのが、設備CADオペレーターです。

Tfas経験をそのまま活かしやすい仕事の一つです。

設備CADオペレーターでは、例えば、

  • 空調設備図
  • 衛生設備図
  • 給排水設備図
  • 電気設備図
  • 施工図
  • 竣工図
  • 図面の修正
  • 図面の作成
  • CADデータの整理

などの業務があります。

ただし、ここで注意したいのが、

「Tfasを使える」と「CADオペレーターとして何でもできる」は同じではない

ということです。

例えば、Tfasで既存図面の修正をしてきた人と、設備図面を一から作図できる人では、求人によって評価されるポイントが変わります。

実際の求人でも、Tfasを使った設備図面の作成・修正を求めるものがあります。

そのため、転職を考えるなら、

「Tfasが使えます」

だけではなく、

「空調・衛生設備の図面を扱ってきた」

「施工図の修正をしてきた」

「現場で納まりを確認しながら図面を修正してきた」

など、自分が実際に何をしてきたのかを整理しておくことが重要です。

施工管理経験がある人はどうなのか?

ここは、施工管理経験者がCADオペレーターを目指す場合のポイントです。

施工管理をしていると、

  • 図面を見る
  • 現場と図面を照合する
  • 他業種との納まりを確認する
  • 現場の変更を図面に反映する
  • 施工図を確認する
  • 設備の位置関係を理解する

といった経験を積みます。

これは、単純なCAD操作とは別の知識です。

CADオペレーターの仕事では、依頼された内容を図面に反映するだけでなく、図面の内容を理解する必要がある場合があります。

そのため、

施工管理経験+Tfas経験

という組み合わせは、自分の強みとして整理しておきたいところです。


2.施工管理

「転職するならCADオペレーター」というイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし、Tfas経験者にとって施工管理も当然ながら大きな選択肢です。

特に、

  • 空調設備
  • 衛生設備
  • 給排水設備
  • 電気設備

などの設備分野で施工管理を経験している場合、Tfasの操作経験を現在の仕事にそのまま活かせます。

例えば、

「図面を見ながら現場を確認する」

だけではなく、

「自分で図面を修正する」

「施工図の変更を反映する」

「現場で変更された内容を図面に反映する」

といったことができれば、図面に対する理解を深めることにもつながります。

また、Tfasを使った経験があることで、

「CADは他の人がやるもの」

ではなく、

「自分でも図面を確認・修正できる」

という状態を作れます。

施工管理を続けるなら、Tfas経験はどう使う?

転職時には、単に、

Tfas経験あり

と書くよりも、

空調・衛生設備の施工管理として、Tfasを使用して施工図の修正・確認を行っていた

のように、

「どの仕事で、何のためにTfasを使っていたのか」

まで説明できるようにしておくほうが、自分の経験を伝えやすくなります。


3.設備設計・設計補助

3つ目は、設備設計や設計補助です。

これは、Tfas経験だけですぐに設備設計者になれるという意味ではありません。

設計職では、設計に関する知識や経験、資格など、求人ごとにさまざまな条件があります。

ただ、施工管理経験者であれば、

  • 現場でどのように施工されるのか
  • 図面上の納まり
  • 設備同士の干渉
  • 現場で発生する変更
  • 施工上の問題点

などを知っていることがあります。

この現場経験は、設計側の仕事を考えるときにも一つの材料になります。

例えば、

施工管理 → 設計補助 → 設備設計

というように、いきなり大きく職種を変えるのではなく、これまでの経験に近いところから仕事の比重を変えていく方法もあります。

ただし、設計職については求人によって必要なスキルが大きく違うため、

「Tfasが使えるから設計職に転職できる」

とは考えないほうがいいでしょう。


4.BIMオペレーター・BIM関連業務

4つ目は、BIM関連の仕事です。

最近では、建設業界でも2D CADだけではなく、BIMを扱う求人があります。

設備分野であれば、TfasだけではなくRebroなどの3D・BIM系ソフトを扱う仕事もあります。

ここで重要なのは、

Tfas経験があるから、そのままBIMオペレーターになれるわけではない

ということです。

BIMソフトにはBIMソフトの知識が必要です。

一方で、設備図面を扱った経験や施工現場を知っていることは、BIMを学ぶうえでの土台にはなります。

実際に現在の求人でも、Tfas経験者を対象にRebroを使用する設備CADの仕事や、Tfas・Rebroの両方を扱う仕事が見られます。

そのため、

Tfasしか使えない

と考えるより、

Tfasを入口にして、RebroやRevitなど別のCAD・BIMソフトへ広げる

という考え方もできます。

特に今後CAD・BIM分野へ転向したい人は、このルートも検討してみる価値があります。


5.施工図・CAD関連の内勤業務

5つ目は、施工図やCADを中心とした内勤業務です。

ここは「CADオペレーター」という職種名だけに限定する必要はありません。

建設会社や設備会社などでは、

  • 施工図の作成・修正
  • 図面チェック
  • CADデータの管理
  • 施工図担当
  • 設計部門の補助
  • 現場支援
  • 技術部門の図面業務

など、CADを使う内勤業務があります。

特に施工管理経験者の場合、

現場を知らないCAD担当者とは違う視点を持てる

ことが強みになる場合があります。

例えば、

「この図面では実際の現場で施工しにくい」

「この納まりでは他の設備と干渉する」

「この部分は現場で変更が発生しやすい」

といったことは、現場経験があるからこそ分かる場合があります。

もちろん、すべての求人で施工管理経験が評価されるわけではありません。

しかし、

「現場経験を捨ててCADに転職する」のではなく、「現場経験を持ったCAD担当になる」

という考え方をすると、自分の経歴を活かしやすくなります。


Tfas経験者は「Tfasが使える」だけで考えないほうがいい

ここまで5つ紹介しましたが、転職を考えるときに一番大切なのは、

「Tfasが使える」という一点だけで自分の市場価値を考えないこと

です。

例えば、同じ「Tfas経験者」でも、

Aさん

  • Tfasを少し触ったことがある
  • 図面を見ることはできる
  • CAD操作は簡単な修正程度

Bさん

  • Tfasを実務で使用
  • 空調・衛生設備図面を扱える
  • 施工図の修正経験がある
  • 現場経験がある

Cさん

  • Tfasを実務で使用
  • 設備図面を理解できる
  • 施工図を作成・修正できる
  • 現場経験がある
  • Rebroなど別のソフトも扱える

では、応募できる求人やアピール方法が変わってきます。

だからこそ、転職を考えるなら、

「Tfas経験何年」だけではなく、「Tfasを使って何をしてきたか」

を整理することが重要です。


施工管理経験者なら「Tfas+現場経験」をセットで考える

私自身も施工管理としてTfasを使ってきました。

Tfasオペレーターと一緒に仕事をする中で感じたのは、CADの操作だけではなく、設備や現場のことを理解していることにも価値があるということです。

例えば、

「この配管はどこを通るのか」

「この設備はどこに設置されるのか」

「他業種と干渉しないか」

「実際に現場で施工できるのか」

といったことを考えるには、現場経験が役立ちます。

そのため施工管理からCAD系の仕事への転職を考えているなら、

「施工管理からCADオペレーターになる」

だけではなく、

「施工管理経験を持ったTfas経験者として、どんな仕事に移れるか」

という視点で求人を探したほうが、自分の経験を活かしやすいと思います。


Tfas経験者が転職するときに確認したい5つのポイント

実際に求人を探すときは、次の5点を確認してください。

① Tfasで何をするのか

「Tfas経験者募集」と書いてあっても、仕事内容は求人によって違います。

  • 図面修正が中心なのか
  • 一から作図するのか
  • 施工図なのか
  • 設計図なのか
  • CADデータの整理なのか

ここを確認します。


② 施工管理経験が活かせるのか

施工管理経験がある人は、

CAD経験だけ

で勝負する必要はありません。

「設備の施工管理経験」

「現場経験」

「施工図の確認経験」

など、自分の経験を評価してもらえる求人なのかを確認します。


③ Tfas以外のCAD・BIMが必要なのか

求人によっては、

  • AutoCAD
  • Rebro
  • Revit
  • BIM関連ソフト

などを求められる場合があります。

逆に、Tfas経験を評価してくれる求人もあります。

そのため「Tfasだけではダメ」と決めつけず、求人ごとの条件を確認することが大切です。


④ 作図レベルを確認する

ここはかなり重要です。

「Tfas経験あり」といっても、

  • 修正
  • トレース
  • 図面作成
  • 施工図作成
  • 3D
  • 一からの作図

では意味が違います。

自分ができることと求人が求めていることが合っているかを確認しましょう。


⑤ 働き方を確認する

仕事内容だけではなく、

  • 正社員
  • 派遣
  • 紹介予定派遣
  • 契約社員
  • 週4勤務
  • 時短勤務
  • 残業
  • 在宅勤務の可否

なども確認します。

「CADオペレーターになりたい」という目的だけでなく、

「どんな働き方をしたいのか」

まで考えて求人を見ることが大切です。


実際にTfas経験者向けの求人を探してみる

ここまで読んで、

「自分の経験で応募できる求人があるのか確認したい」

と思った方は、実際の求人を見てみるのが一番早いです。

求人を見ると、

「Tfas経験だけで応募できる求人」

「設備経験まで求められる求人」

「Rebroも扱う求人」

「施工管理経験が活かせそうな求人」

など、自分の現在地が分かってきます。

ただし、求人は時期によって変わります。

そのため、1件だけ見て判断するのではなく、複数の求人を比較することをおすすめします。

Tfasオペレーターの求人を探す具体的な方法や、求人票を見るときのポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

→「Tfasオペレーターの求人はどこで探す?仕事内容・必要スキル・施工管理経験を活かす方法」


Tfas経験者は転職できる?

結論として、Tfas経験者には複数の転職先があります。

特に、

  • Tfas経験
  • 設備図面の知識
  • 施工管理経験
  • 現場経験
  • 設備に関する資格

などを組み合わせられる人は、「Tfasを使える人」だけではなく、

「設備と現場を理解したうえでTfasを使える人」

として自分の経験を整理できます。

一方で、Tfas経験だけですべてのCAD・設計求人に応募できるわけではありません。

大切なのは、

自分がTfasで何をしてきたのか

そして、

その経験をどの仕事につなげたいのか

を明確にすることです。


まとめ

Tfas経験者が転職先として検討できる仕事は、主に次の5つです。

  1. 設備CADオペレーター
  2. 施工管理
  3. 設備設計・設計補助
  4. BIMオペレーター・BIM関連業務
  5. 施工図・CAD関連の内勤業務

特に施工管理経験者の場合、

「Tfasが使える」+「設備図面が分かる」+「現場を知っている」

という組み合わせを、自分の強みとして整理することが重要です。

そして、転職を考え始めた段階では、いきなり退職を決める必要はありません。

まずは現在どんなTfas求人があるのかを確認して、

「自分の経験で応募できそうか」

「今より条件の良い仕事があるか」

「CAD中心の仕事に移れそうか」

を調べてみてください。

求人を見るだけでも、自分が次に身につけるべきスキルが見えてくることがあります。

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