TFASの3Dって現場で本当に使うの?
こんにちは、雪だるまです⛄
TFASを使っていると、
「3D機能って実際に使うの?」
「2Dの図面だけで十分じゃない?」
「3Dにすると何が便利なの?」
と思うことがあるかもしれません。
私もTFASを使い始めた頃は、3Dを積極的に使っていたわけではありません。
そもそも最初は、TFASの基本操作や図面の見方すらよく分かっていませんでした。
約5年前、大規模な改修現場に派遣の施工管理として入ったとき、私はTFAS初心者でした。
図面の縮尺や倍率、印刷方法もよく分からない。
誰かに付きっきりで教えてもらえる環境でもありませんでした。
そこから現場でTFASを使い続け、現在まで約5年間、設備施工管理の仕事でTFASを使用してきました。
その中で、3Dについては次第に、
「これは図面を作るためだけではなく、現場の人に説明するためにも使えるな」
と感じるようになりました。
実際、私が作った図面について、職人さんから「分かりやすい」と言ってもらえたこともあります。
この記事では、私が施工管理としてTFASを使ってきた経験から、
- TFASの3Dは何が便利なのか
- 2Dと3Dはどう使い分けるのか
- 配管・ダクト・機器で3Dが役立つ場面
- 現場で3Dをどう説明に使うのか
- 3Dを覚える前に必要なこと
について、実務者目線で解説します。
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結論:TFASの3Dは「現場で説明する」ときに便利
先に私の結論を書きます。
TFASの3Dは、
「3D図面を作ること自体」が目的になるというより、現場の状況を立体的に確認したり、人に説明したりするために便利
だと私は感じています。
例えば、2Dの平面図だけでは、
「この配管はどの高さ?」
「このダクトの奥には何がある?」
「この機器と配管はどうつながっている?」
ということが分かりにくい場合があります。
そんなときに3Dで表示すると、立体的な位置関係を確認しやすくなります。
特に設備工事では、
高さ方向の情報
が重要です。
配管やダクトは平面上だけで完結しているわけではありません。
上下に重なったり、別の設備と交差したりします。
そのため、
平面図だけではイメージしにくいものを、3Dで立体的に確認する
という使い方ができます。
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私がTFASを使い始めた頃は3Dどころではなかった
ここは少し私自身の話をします。
私がTFASを使い始めた頃は、
3Dをどう活用するか以前に、2Dの図面を理解することに苦労していました。
約5年前、派遣で大規模改修の現場に入り、そこでTFASを使うことになりました。
当時の私は、
- 図面の見方が分からない
- 縮尺が分からない
- 倍率が分からない
- 印刷方法が分からない
- TFASの操作も分からない
という状態でした。
しかも、十分な教育を受けられる環境ではありませんでした。
仕事で必要になったことを、自分で調べながら覚えていきました。
だから、これからTFASを覚える人には、
いきなり3Dを極めようとしなくてもいい
と伝えたいです。
まずは2D図面を理解する。
そのうえで3Dを使えるようになる。
この順番の方が、私は実務では分かりやすいと思います。
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TFASの3Dが便利だと感じる3つの理由
私が現場で3Dを使っていて便利だと感じるのは、主に次の3つです。
① 高さ関係を確認しやすい
② 設備同士の位置関係をイメージしやすい
③ 職人さんなどに説明しやすい
順番に説明します。
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① 高さ関係を確認しやすい
設備工事では、
高さ
が非常に重要です。
平面図だけを見ると、同じ位置に配管が描かれていても、
実際には、
「上を通っている配管」
「下を通っている配管」
ということがあります。
2Dの図面では、それを読み取るために断面図や高さの情報を確認する必要があります。
もちろん2D図面は非常に重要です。
実際の施工では、2Dの図面を確認することが多いです。
ただ、
「この配管って実際にはどの位置?」
とイメージしたいときには、3Dが便利です。
立体的に表示することで、
高さ方向を含めた位置関係を視覚的に確認できます。
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② 設備同士の位置関係をイメージしやすい
設備工事では、いろいろなものが同じ空間に存在します。
例えば、
- 配管
- ダクト
- 機器
- 建築側の部材
- 既存設備
- 新設設備
などです。
平面図では、それぞれの情報が重なって表示されることがあります。
特に改修現場では、
既存設備がすでに存在している状態で、新しい設備を追加する
というケースがあります。
その場合、
「ここに新しい配管を通したい」
と思っても、
「既存の配管は?」
「ダクトは?」
「機器は?」
「梁などは?」
と考える必要があります。
3Dにすることで、
それぞれがどの位置にあるのかを立体的に確認しやすくなる
というメリットがあります。
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③ 職人さんへの説明に使いやすい
個人的には、これが3Dの一番大きなメリットだと思っています。
施工管理をしていると、図面を使って現場の人に説明することがあります。
そのとき、
言葉だけでは伝わりにくいことがあります。
例えば、
「この配管をここから上げて、こっち側に振って……」
と説明しても、相手が頭の中で同じ形をイメージできるとは限りません。
そんなときに、
実際の位置関係を3Dで見せる。
これだけで話が早くなることがあります。
私自身、3Dを使って説明することがあります。
そして以前、私が作った図面について、
「分かりやすい」
と言ってもらえたことがあります。
これは個人的にかなり嬉しかったです。
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「図面を描ける」と「図面で伝えられる」は違う
ここは、前回の記事ともつながる部分です。
TFASを使っていると、
「きれいな図面を作る」
ことを意識しがちです。
もちろん重要です。
でも、施工管理として私が感じるのは、
図面は、最終的に誰かが見て使うもの
だということです。
自分のパソコン上では、
「完璧な図面ができた」
と思っていても、
それを見た職人さんが、
「どこを見ればいいの?」
となったら意味がありません。
だから私は、
「この図面を見る人にどう見えるか」
を意識するようになりました。
その意味でも3Dは便利です。
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配管を3Dで見ると何が分かる?
例えば配管です。
平面図だけを見ると、実際には高さが違う場合があります。
3Dにすると、上下関係をイメージしやすくなります。
もちろん、実際の図面ではもっと複雑です。
だからこそ3Dで確認する価値があります。
ダクトの3Dでも位置関係を確認しやすい
ダクトも同じです。
ダクトはサイズが大きくなることもあり、他の設備との位置関係を考える必要があります。
例えば、
「このダクトの横に配管がある」
「この下に別の設備がある」
という場合。
2Dだけで見るより、3Dで確認した方が、
空間的なイメージを持ちやすい
ことがあります。
特に設備が集中している場所では、
3Dで一度確認しておくと、
「実際にはこういう状態なのか」
と理解しやすくなります。
機器との取り合いを見るときにも便利
機器についても同じです。
例えば、
- 機器
- 配管
- ダクト
- 架台
などが組み合わさる場合。
平面図だけでは分かりにくい部分があります。
3Dで表示すると、
「どこから何が接続されているのか」
を立体的に確認できます。
私自身、設備機器の図面作成や既存設備の図面化などを経験してきましたが、
設備図面は、
「線を描く」だけではなく「実際に存在する設備を図面にする」
という感覚が重要だと思っています。
改修現場では3Dのありがたみを感じやすい
個人的に3Dのメリットを感じやすいのが、
改修現場
です。
新築と違って、改修の場合はすでに何かが存在しています。
既存の配管。
既存のダクト。
既存の機器。
そして、その中に新しい設備を追加する。
つまり、
すでに存在するもの+これから作るもの
を考えなければいけません。
ここで平面図だけでは、
「実際の空間ではどうなっている?」
とイメージしにくいことがあります。
その確認に3Dが役立つ場合があります。
私が現場で意識している3Dの使い方
私の場合、
3Dを作ること自体を目的にはしていません。
「3Dにしたらカッコいいから」
という理由でもありません。
基本的には、
「2Dだけでは分かりにくいから3Dにする」
という使い方です。
例えば、
① 位置関係が分かりにくい
↓
3Dで確認。
② 高さ関係が分かりにくい
↓
3Dで確認。
③ 人に説明しにくい
↓
3Dで表示して説明。
④ 複雑な設備が集中している
↓
3Dで立体的に確認。
こういう使い方です。
3Dを作ることより「何を確認するか」が重要
これは初心者の方にぜひ伝えたいです。
3D機能を覚え始めると、
「どうやって3Dを作るんだろう?」
という操作の方に意識が向きます。
もちろん操作方法を覚えることは必要です。
ただ、実務では、
「何のために3Dにするのか?」
を考えた方がいいと思います。
例えば、
「配管の高さを見るため」
なのか、
「干渉を確認するため」
なのか、
「職人さんに説明するため」
なのか。
目的によって、見るべきところが変わります。
私は3Dを「説明するための道具」として使うことが多い
施工管理の立場から考えると、
3Dは、
現場のコミュニケーションを助ける道具
として使えると思っています。
施工管理の仕事では、
- 職人さん
- 元請
- 他の設備業者
- 建築側
- 電気業者
など、いろいろな人と話をします。
そこで図面を使って説明することがあります。
そのときに、
2Dだけでは伝わりにくい
↓
3Dで見せる
という選択肢があるだけでも便利です。
ただし、3Dだけ見て施工するわけではない
ここは誤解してほしくないところです。
3Dが便利だからといって、
「3Dだけ見て施工すればいい」
ということではありません。
実際の施工では、平面図や断面図、詳細図など、必要な図面や情報を確認する必要があります。
3Dはあくまで、
理解・確認・説明を補助するもの
として考えた方がいいと思います。
TFASの3Dを覚える前に、2D図面を理解しよう
TFAS初心者の方には、ここを強くおすすめします。
いきなり、
「3Dを使いこなそう!」
と考える必要はありません。
私なら、
STEP1
2D図面を見る
↓
STEP2
配管・ダクト・機器などを理解する
↓
STEP3
高さや位置関係を考える
↓
STEP4
3Dで確認する
という順番にします。
3Dは、
2Dで理解したものを立体的に確認する
という使い方から始めると分かりやすいと思います。
私自身、今でも「何でも3Dにする」わけではない
約5年間TFASを使ってきましたが、
何でも3Dにすればいいとは思っていません。
簡単な図面なら、
2Dだけで十分
なこともあります。
逆に、
「これ、平面図だけだと分かりにくいな」
と思ったときに3Dを使う。
この使い分けが大事だと思います。
TFASの3Dで私が特に便利だと思う場面
まとめると、私が3Dを使う価値があると感じるのは、
・配管の高さを確認したいとき
・ダクトと配管の位置関係を見たいとき
・機器との取り合いを確認したいとき
・既存設備と新設設備の関係を見るとき
・複雑な設備を立体的に確認したいとき
・職人さんなどに説明するとき
です。
TFASの3D機能は「使える人」になるための一つの武器
TFASにはたくさんの機能があります。
全部を覚える必要はありません。
私自身も最初から全部使えたわけではありません。
現場で必要になったものを一つずつ覚えてきました。
その中でも3Dは、
「図面を作るための機能」だけではなく、「図面を使って人に伝えるための機能」
として覚えておくと、実務で使う場面が見つけやすいと思います。
TFASの3Dをこれから覚えたい方へ
私のブログでは、実際の操作方法についても解説しています。
例えば、
Tfasで3D図形を作図する方法
では、TFASで3D図形を作図する方法や、3Dがうまく表示されない場合の原因などを解説しています。
また、
Tfasでアイソメ図を作る方法
では、TFASでアイソメ図を作成する方法を紹介しています。
さらに、架台などで使える、
架台のボルト穴を3D表示する方法
といった、より実務寄りの3D活用方法も紹介しています。
もっと実務的なTFASスキルを身につけたい方へ
ここまで読んで、
「3Dの操作だけではなく、実際の仕事で使えるTFASを覚えたい」
と思った方もいると思います。
私自身、TFASを覚え始めた頃に一番苦労したのは、
「操作方法は調べれば分かる。でも、実際の仕事ではどう使うの?」
という部分でした。
そこで、これまで現場で経験してきた、
- 施工図
- 既存図面の修正
- レイアウト
- アイソメ図
- 3D
- 図面の表示順序
- 材料拾い
- 印刷
- 作図の時短
- 現場で起こりやすいトラブル
などをまとめています。
TFAS実務図面パック|現場で使う図面作成ノウハウ
「TFASの操作方法はある程度分かるけど、実務でどう使えばいいか分からない」という方は、こうした実務寄りの内容から勉強してみるのもおすすめです。
まとめ|TFASの3Dは「現場で伝える」ために使える
今回は、施工管理としてTFASを約5年間使ってきた私の目線から、3Dについて解説しました。
私が感じているTFASの3Dのメリットは、
- 高さ関係を確認しやすい
- 配管・ダクト・機器の位置関係を理解しやすい
- 既存設備と新設設備を立体的に確認しやすい
- 複雑な設備をイメージしやすい
- 職人さんなどへの説明に使いやすい
というところです。
そして、一番伝えたいのは、
3Dを作れること自体が目的ではなく、「3Dを使って何を確認・説明するのか」が重要
ということです。
私自身、最初は図面を見ることすら大変でした。
そこから現場経験を積み、少しずつ図面が読めるようになり、TFASの操作も覚えていきました。
今では、3Dを使って現場の人に説明することもあります。
そして、以前は自分が教えてもらう側だったのが、今では社員の方からTFASについて質問されることもあります。
だからこそ、TFAS初心者の方には、
「まず操作を覚える」
だけではなく、
「この図面を誰が、何のために使うのか」
まで考えながら覚えてほしいと思っています。
それが、TFASを単なるCADソフトではなく、
現場で使える武器
に変えていく一歩だと私は考えています。
